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仕事を選ぶという事

随分久しぶりの投稿となってしまいました!(お詫び!)

仕事の選択に際し、よく言われることに、「就職」と「就社」がある。
往々にして、女性は「職種」で仕事や就職先を選ぶが、男は、先ず「入りたい会社」を選び、その中で与えられる仕事に就くパターンが多いと言われる。さもありなん!と納得させられる。

私自身の仕事の経歴をざっと振り返ってみると、40年前に、三浪して入学した大学を卒業して社会人になったとき、私は、どちらかと言えば、「就社」ではなく、職を選んだと思っている。
学生時代に絵画展や街の画廊に何度か足を運んでいたことから、どうせサラリーマンになるなら、画廊に関係した仕事に就けるかも?と考えて画材メーカー(文具メーカー)に入った。第一志望は広告代理店だったが、私レベルの感性や文章力ではダメだったのか、見事に数少ないチャンスの「就職試験」に落ちたので、最終的に画材メーカーに勤める事にした。

その後、15年程、その会社で幼児教育や美術教育に関した仕事をした後、諸事情で退職した後の転職先も、当時、流行りの仕事で、面白そうだと思って選んだのが、家具の販売や内装工事を含めた『オフィスをトータルプラニング』する提案型の仕事で、そこで9年勤め40歳代の最後に、同じオフィスプランニングの会社を興すこととなった。

転職や起業は、正直、色々な不安がつきまとうが、運命というか、状況とのタイミングが合うと、結構思い切った一歩が踏み出せるようです。とは言っても、私の場合、今思うと、転職や起業時にどれほどの覚悟をもっていたか、余り自信はなく、案外、「エイヤッ!」という感じだったようにも思う。それでも、「就社」ではなく、自分が興味のある仕事を選んだことは確かだと思っている。

ところで、私の好きな哲学者の内山節氏は仕事に関して、いろいろ興味深いことを述べておられるが、『戦争という仕事』の中で、こんな事を書いています。『戦争という仕事』 内山節著  農文協発刊 P282

 仕事の選択には、ある種の覚悟が必要である。その気持ちは今でも消えていない。ところが、その覚悟を抜きにして、人々が就職先を探したのが戦後の日本だった。実に多くの人たちが、安定した就職先という基準から自分の仕事を選択した。そして今日では、私たちはその結果として生じた現実にあえいでいるようにみえる。
現在の若者の多くには明らかに、サラリーマンになることへのためらいがある。仕方ないから就職先を探すけれど、かってのような、安定した就職先がみつかれば未来が開けるといった楽観は消え失せている。その理由は、雇用環境の悪化だけにあるのではない。むしろ、サラリーマンになることによって、自分もサラリーマン的人間になるのではないかという不安があるからだと、私は感じている。

社会のことよりも、企業のことを優先する人間、企業内的な序列感覚で人間社会をみる人間、教師の論理でしか社会や人間をみられない教師になることも、すべてのことに、若者たちはためらいを感じている。
その結果、自分の仕事を選択できない大量の人々が生まれ、それが社会保障制度の危機をも招きながら、今日の社会をゆるがしはじめた。 (転載おわり)

前段の私の振りと、内山節さんの謂わんとするところは、内容的に少し違うかもしれないが、昔は兎も角、これからの若い人は特に、安定した企業への「就社」を最優先するのではなく、やはり、自分の好きな「仕事」に就くことが大事であると思う。それが「就職」であっても、また起業という形の「就業」であったとしても。

同様に、哲学者で思想家の内田樹さんは、上司の指示に従って仕事をする「会社という組織」しか経験してこなかった人が、自分の考えに基づき政治的発言をしたり、デモなどの行動を起こすることが出来る訳がない、という意味の事を書いておられたが、仕事を選ぶということは、自分にの生き方を選ぶということだとは、「もう一つの仕事場」が、今の30代の若者に最初に伝えたいメインメッセージでもあるのです。

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起業への第一歩は仕事の視野を拡げること

日本では欧米に比べ、独立起業する人は多くないようだが、会社の業績が悪くなり仕事が面白くなくなったとか、自分に合わないと悩み、肉体的・精神的に追い詰められ病気になってから、退職や独立起業を考え出しても、そう簡単に事は進まない。

先ずは、体調を戻すことであり、自分がやりたい好きな仕事とは何かを見つけ、自分ひとりで、或いは誰かと一緒に始めるかと、開業資金はどうするか、やりたい事の市場性はどうか?生活できる程の業績を上げられるのか?等々を考えて行くと、実際は、そう簡単に退職して独立起業の道を選択できないものである。

なら、どうするかと言えば、当たり前のことだが、会社の業績や自身の仕事も順調なうちに、現存する仕事の視野とか理解を拡げておくことである。少なくとも、将来、どんな繋がりが生まれるかもしれないので、興味の幅を広げることが第一歩だろう。

会社から毎月給料を頂いているからと思い、いつも今関わっている仕事のことばかり考える真面目な会社員もいるだろうと思うが、それはそれで結構な事ではあるが、出来れば、会社での勤務時間外に仕事のことを考えるなら、自分自身にとって「仕事とは何だろう?」と考えてみて欲しい!

個人や数人で起業できる仕事とはどんなものがあるか考えてみる。自身が関わったことがない興味ある分野の仕事なら、それに従事している人の話を聞く。或いは、幅広い分野の本を読むだけでも良いだろう。考えたり、話を聞いたり、見たり読んだりする中で、自分の気持ちがわくわくしてくることがあれば、その分野をチェックしておくことである。そして、通勤途上でも、一人でお茶している時でも、風呂に入っている時など、時間がある時に、そのわくわくする事に関連した仕事に従事するとしたら、「自分はどうするだろうか?」と考えてみる。仕事についてのイメージトレーニングとか、シンキングトレーニングをやってみる。

そんなことを考えながら、SO!では、本来はフリーランスの方や起業家向けの仕事場として、「シェアオフィス」や「レンタル会議室」、「シェアサロン」などをこの10年企画運営してきましたが、昨今の厳しく不安定な雇用環境の中では、独立起業する前段階の「会社員」にとっても、自分自身の仕事について真摯に考えたり、学んだり出来る「居場所」とか、(自宅や職場以外の)「もう一つの仕事場」が必要な時代になってきたとの思いで、昨秋よりスタートしたのが、この『もう一つの仕事場』だったのです。
そんな我々の思いに共鳴頂ける方は、先ずは、「実務者に聞く仕事の現場」をコンセプトとした、『もう一つの仕事場月例勉強会』に参加しながら、あなたの仕事について考え始めてみませんか!

尚、『もう一つの仕事場』の4月月例勉強会は『低予算で開業する飲食店』をテーマに、座談会形式の気楽な勉強会を4月28日(火)を開催します!
詳細は、当サイトのセミナー・イベント欄(http://www.double-job.com/event/)、又はSO!ブログ(http://bit.ly/1Mjky0V)をご覧頂ければ幸いです。

 

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企業が実践する「働くという生き方」~東京新聞~

現政権が法案の成立を目論んでいる、所謂「残業代ゼロ政策」
厚労省はこの法案を新しい働き方「高度プロフェッショナル制度」と称し、導入のねらいを、「時間でなく、成果で評価される働き方を希望する労働者のニーズに応える」と説明している。

まったく、官僚の皆さんは言葉を自分たちに都合良く使うものだ!

仕事を成果で評価されるのはある意味正当だが、それは当然ながら、時間の制約があっての話.。労く時間は制限なく、成果だけで評価されることを容認するほど、仕事が甘いものとは誰しも考えていない。

如何に1,000万円以上の年収がある有能な人達も、どこかで時間的縛りは必要でしょう。だから、この制度は雇用者側の都合に合わせたものでしかない。

被雇用者の都合をも考えた制度とは、以下のようなものだろう!

◆2015年3月2日(月) 東京新聞朝刊「暮らし」欄の掲載記事より

私生活充実へ「3時退社」  企業時短に新たな視点


当記事は、子育てや介護を理由に早く帰宅できる社内制度とは違い、自分の時間をもてるようにと「三時退社」を実践する企業を紹介している。その企業とは、滋賀県東近江市の住宅リホーム業「桃栗柿屋」で、週一回、「午後三時」
に退社できるユニークな制度「週1三時」を採用している。

趣味や家族、通院など、私的な時間の充実という視点から制度を整えたとのことで、45歳の社長は、『自身の健康や家族を犠牲にして働くのは評価しない。自分で判断し、能動的に仕事をする。その上で利益も出す会社にしたかった』と制度導入の理由を話している。

この制度を利用する、5歳男児を子育て中の女性(36)は、普段6時半の保育園迎え時間まで働くが、三時退社の日は子供と一緒に公園で遊ぶ。「子育てを会社に応援してもらっている感じ。仕事に前向きになる」と話す。
また、入社二年目の女性は、友達に誘われたスポーツサークルで汗を流すなど趣味の時間に当てる。

「桃栗柿屋」のこの取り組みは、リクルートキャリア(東京)の職場を盛り上げる取り組みを表彰する「グッド・アクション2014」の女性活躍促進部門に選ばれたとのこと。

その他、資産運用の三井物産ロジスティクス・パートナーズ(東京)は、昨年からフレックスタイム制度を導入したとのことだが、三年前の社長就任直後から、『私生活を大切に』と言い続ける50歳の代表者は、自身も会社員の傍ら、少年野球のコーチや子どもの力を伸ばすNPO法人の代表を続けるなど私生活を重視してきた。
「社員の自覚と責任の上に成り立っている制度。今のところ成果も出て給与にも反映できた」と話している。


以上、ここで紹介されている企業の特異さは、企業の業績の前に、先ず被雇用者にとって「働くことの意味」を大切に考えていることろであり、それは「もう一つの仕事場」の『働くという生き方!』という想いを、働く人個々人でなく、企業として実践している好例だと思い、今日は、東京新聞の「暮らし」欄の記事を紹介させてもらった。

 

 

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あなたの「もう一つの仕事場」

就活が上手く行かなかった落ち込む若者
企業組織の中で出世街道から外れたと思っている人
雇用市場で自分が納得できる仕事に出会えなかった人々

能力不足だとか、努力不足だったと意気消沈したり、
体調を壊すほどに悩んだりしがちだが、案外、「仕事運」が
なかったとか、職場の人間関係が合わなかったとか、
希望する「仕事縁」がなかったと言うだけのことが多い。

今から自分が望む仕事との出会いや縁を見つかれば、
状況は180度好転する可能性は多いにある

先ずは、あなたの「もう一つの仕事場」を探そう!

仕事縁があれば、必要な能力開発も、必要な努力も
自然と生まれてくるだろう。
少し気楽になって、自分自身の仕事の選択肢を
拡げてみることから始めることだ!

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自立的就業を考えるコミュニティ『もう一つの仕事場』では、個々の就業を考えるに当り、それぞれの仕事の現場を知ることは多いに参考になると考え、仕事場会員以外の方でも参加頂けるように、今月より「勉強会単体」のご案内を行っていますので、是非、興味のある勉強会を選びご参加下さい。

例えば、
1)現在の仕事が合わないと悩んでいる方
2)「非正規雇用」と言う現状に不安を感じている方
3)介護や子育てが一段落して、今から又、新たな仕事を始めたいと思っている方
4)将来の就業先に迷っている学生さん

等、既存企業への「就社」ではなく、「就業」や「就職」という観点から、個々の仕事を見直すことをお薦めしたい。

◆2月の勉強会『カイロプラクティック』(2/16&2/23)の詳細はセミナ-・イベント欄をご覧下さい

 

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その人らしい働き方と生き方!

今朝(1/13)の東京新聞朝刊裏面《「TOKYOU発》に以下のような内容の記事が掲載されていた。読んでいて、これは、働き方は生き方だと考えている「もう一つの仕事場」としては、是非紹介したいと思い、概要を掲載(転載)させて頂いた。

原宿ポップカルチャーの発信源として、海外の著名アーティストにも愛された、裏原宿の「文化屋雑貨店」が1月15日に閉店すると言う。店主の長谷川義太郎さん(68)は美大を卒業し三年間勤務したグラフィックデザインの会社を脱サラして、渋谷区神南に最初の店を開いた。その後、バブル絶頂期の1988年、神南の店が地上げされたので、当時はまだ静かな裏原宿に移転したとのこと。

長谷川さんの雑貨店のポリシーは「売れる物より売りたい物」

原宿ファッションが世界に知られるようになって、外国人客も急増し、ロンドン五輪開会式の音楽監督を務めたミュージシャンのカール・ハイド氏も常連客だし、一昨年はファッションデザイナーのポール・スミス氏と協力した展示会も開いたとのこと。

「でも、この一、二年若い人が来なくなったんですよ」
今、世界の巨大商業資本は原宿をめざしてやってくるが、『もう文化屋の存在に気づいてくれないよね。』
それが閉店の理由らしい。

長谷川さんは語る。
『今の時代に店を続けるには、意に沿わないものを置かざるを得ない。そんなのまっぴらですよ』
『これからは、いかに儲けずに、一番やりたいことをやって社会に影響を与えるか』をめざしたい。
『世界中、お金を稼ぐことがえらいとう風潮ですが、人間の大事なことはそこじゃない。お金を使わない方がえらい、という
提案をしたい』     
                               (東京新聞1.13朝刊 「TOKYOU発」の記事より)

以前に当ブログ欄でご紹介した、池袋で小さなオーガニックBAR『たまにはTSUKIでも眺めましょう』を経営されている、減速生活者/ダウンシフターズの高坂勝(こうさか まさる)も同じようなことをおっしゃっているが、社会に出て仕事をするとは、より多くの消費をするためにお金を儲けに精を出すことだけじゃなく、如何に自分らしく生きるかが先で、その為には、どんな仕事を選んで生活していくかが一番大事なことではないかと思う。
その結果、ダウンシフト(減速)した生活になろうとも、自分自身が豊かさを感じられればそれで良いではないか!と私も思う。

会社員のコミュニティを標榜する『もう一つの仕事場』も、こんな風に、それぞれが豊かさを感じられる「生き方、働き方」を見つけられる場になればと願う。

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組織内就業と「自立的生き方」の関係

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組織内就業と「自立的生き方」の関係

先が見えない閉塞した現日本の改造(真の民主主義の確率)の為には、国民の自立が必須だと、小沢一郎生活の党代表は何度も発言しています。

又、先日のブログでも紹介しましたが、思想家内田樹さんは、国民の自立と株式会社従業員(組織内就業)の関係について以下のように論じています。
★国家の株式会社化に国民が反対しないのは、人口の過半が株式会社の従業員となり、彼ら自身、組織モデルとして株式会社しか知らないからである。株式会社には民主主義も合意形成もない。トップがすべてを決めて、経営判断の適否は従業員ではなく市場が決める。株式会社従業員マインドが日本国民の「常識」となっ た時点で、国民は国家もまた株式会社のように管理運営されるのが「当然」だと思うようになった。★


残念ながら、先の衆議院選も大きな状況の変化に至らず、メディアの事前予想通りの結果に終り、今後も政府がこの2年間で推進してきた諸政策が一層強化される形で進んで行く事になりそうです。

個人事業者や大部分の中小企業従業員にとって、雇用の現状が改善する経済政策が進められるなら良いのですが、相変わらずな日銀の異次元の金融緩和にプラス、年金積立金の管理運用を業とする「GPIF」の運用が、国債から国内外の株式への運用率を大幅アップできる法改正も加わり、輸出企業(主に大企業)優遇や、不動産業や投資家には好都合な「株高・円安」が更に進むだけでは、食品や輸入資材の値上がり(石油の大幅値下がりは円安で帳消し)で、中小企業は利益確保が難しく、そこで働く従業員にとっても明るい兆しは期待できそうにはありません。

来年の春闘で一部の大企業の社員の給与が少々アップしたとしても、国民の多くが中小零細企業で働く従業員だと考えれば、中小企業の利潤減少と共に、国民の消費が益々抑えられ、景気回復より更なる景気の悪化が心配になります。そんな中で、多くの会社員にとって、また個人事業者にとって、自身のキャリアの見直しは大変重要なことだと思います。

以前のブログでも書きましたが、将来の怪我や病気へのリスクには十分な対応策をとっている人々も、自身の雇用や就業に関して、『まあ、その時になったら考えるよ!』という姿勢が多いのはどうしてでしょうか?

余計なお世話でしょうが、生命保険や損害保険同様に、『その時に考える』では、当然ながら遅いのです。怪我した後で、保険への加入を考えても保険金は出ないように、会社から『来月から営業部に移動してもらうよ!』とか、『実は来期の戦力に入っていないんだ』などと、やんわり退社を迫られてから、さあ、どうしょうと慌てても、年齢やその他の状況にもよりますが、気が動転するばかりで、簡単には良い選択肢は見つからないでしょう。

日頃から、自身の仕事への特性や熱意について自省してみると同時に、世の中にはどんな仕事があり、人々は如何に報酬を得て、どんな生き方をしているのか?と幅広い視点から「働き方や仕事」を眺めることで、自分自身が本当にやりたい仕事や、自分らしい生き方が徐々に見えてくるのではないでしょうか。

その為には、会社でもなく、自宅でもない、「もう一つの仕事場」があれば良いと思いませんか?
「もう一つの仕事場」というコミュニティに参加しながら、自分の副業を始めてみたり、他の人の仕事や働き方について情報収集したり、又、自分に合った仕事ややってみたい仕事に挑戦する機会を作ることが大事だろうと思います。そんなことを繰り返す中から、世の中の仕組みや経済の動きと共に、「自分の働き方や生き方」を客観的にみる眼が培われてくるのだと思います。

国民一人一人が、各々の働き方や生き方を「会社や国に委ねる」考え方から離れ、「自立的に選択する」という姿勢の中から、自立就業の道も、民主主義を支える本来の国民合意も生まれてくるのではないでしょうか?

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『働きかは生きかた!』について

会社員のコミュニティ『もう一つの仕事場』をスタート前に、雇用悪化が叫ばれ、雇用環境自体の不安定化が常態となってきている中で、何故このような「場」が必要なのか?

について悪戦苦闘の末、上手く伝わらないかもしれないが、

『30代からのハローライフ』

『働き方とは生き方だ!』

先ず、この二つのメッセージを『もう一つの仕事場』に込めたいと考えたのです。

私の中では、この二つは直線的に繋がっており、どちらかと言えば、多くの会社員にとっての仕事とは「生活費を稼ぐためのもの」だろうと考えている一人としては、その生活費が安定して稼げない状況が身近に迫っていると言うか、既にそんな日本社会になってしまっている現在、会社員として組織内で我慢を重ねながら働いても報われないとしたら、逆説的だが、生活費を稼ぎための仕事ではなく、自身の欲求や希望に叶う仕事に目を向けるべきだろう。

夢や希望を追っかていれば、「飯の種が確保できるのか?」は勿論分からないが、少なくとも、組織内の軋轢や競争に耐えられず病気になったり、精神的に落ち込んでまで、「生活の為」と言うことに拘るのは、普通に考えれば「愚かなこと」ではないだろうか。

そこまで行っても、生活の為を言い訳とするなら、その前に、先ず、健康のためを考えるべきではないか?

健康のために、自分でもやって行ける仕事は何か?そう考えた時に、『もう一つの仕事場』が意味ある場所になるだろうと私は考えた次第です。

それともう一つ、このようなコミュニティの必要性を意識したのは、この雇用悪化や不安定化は、一時的な経済環境のせいではなく、アメリカ主導のグローバル経済の中で経済成長を続けようとする日本政府は、新自由主義的な政策を積極果敢に取り入れたいと考えている事から、今後長期的に経済格差や雇用の不安定や、更に貧困層の増大する状況が固定化されると考えた為です。

「生活の為の仕事」の為にも、今や、国の政策に左右されず、企業や組織に雇用される以外に、そのような働き方を含め、自分の仕事について『自立的就業』を考えよう!と言うことです。

つまり、格差や企業優位を当たり前の事のように、人材をコストと考える「被雇用者劣位」の社会では、自律した大人の生活防衛としても、新しい働き方(生き方)を自立的に考えられる若者が増える必要があります。

その意味で、『もう一つの仕事場』がめざす、自立的就業、30代からのハローライフ、働き方とは生き方だ!の意味するところが、多くの会社員に上手く伝わることを願っています。

最後に、現在の経済や安倍政治のこと、会社員と言う立場を、神戸女学院大学名誉教授であり、思想家、武道家でもある内田樹さんは共同通信のインタビューに答えてこう話されている。
(以下、内田さんのブログ記事より一部転載) http://blog.tatsuru.com/

★個人消費が冷え込んでいるが、その背後には「生活に必要なすべての財を、市場で商品として購入する」という私たちが知っている以外の経済活動、「非市場的交易」が広まりつつあるという事実がある。メディアはほとんど報じないが、原発事故以降「帰農」が大きなムーブメントになっている。それと並行して生産者と消費者が市場を介さないで、「顔と顔」のネットワークの中で財やサービスを交易するという動きが広まっている。
貨幣を介さない経済活動が広まることを政府は嫌う。それは政府のコントロールを離れた経済活動であり、経済指標にも捕捉されないし、課税することもできないからだ。
(中略)
生きるために必要なすべての財は賃労働で得た貨幣をもって市場で購入しなければならないという仕組みの不合理性に都市部の若い労働者は気づき始めた。都市 部で労働力を売ることではもう食えない、家族も持てないというところまで雇用条件が劣化したのである。帰農する人たちは、より人間的な生活を求めて都市部 から地方へ「押し出され」ているのである。

―アベノミクス効果は届かないか。
安倍政権はグローバル企業の収益増大のことしか考えていない。そのためには「国家は株式会社のように運営されるべきだ」と信じている。特定秘密保護法の制 定も解釈改憲もその文脈で理解されると思う。経済活動にとって、民主制は意思決定を遅らせる足かせでしかない。だから、株式会社のCEOがトップダウンで 決定を下すような、トップが専決する仕組みをめざしている。表現の自由を制約する特定秘密保護法も、行政府による解釈改憲で「戦争ができる」道を開いたこ とも、「行政府への権限集中」という大きな流れの中で起きている。

国家の株式会社化に国民が反対しないのは、人口の過半が株式会社の従業員となり、彼ら自身、組織モデルとして株式会社しか知らないからである。株式会社に は民主主義も合意形成もない。トップがすべてを決めて、経営判断の適否は従業員ではなく市場が決める。株式会社従業員マインドが日本国民の「常識」となっ た時点で、国民は国家もまた株式会社のように管理運営されるのが「当然」だと思うようになった。彼らが安倍政権を支持している。★

 

 

 

 

 

 

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当サイトの「もう一つのお気に入り」

当サイトの「もう一つのお気に入り」はサイト掲載の絵画作品群
当Webサイトはデジタルハリウッド大学院出身の広瀬さんに制作頂いたのですが、サイトの各ページヘッダーの画像をどうするか迷った時、フリー写真集から選択するより、「生き生きとした感じの絵画」でもあれば良いですね!と言う、私の希望を広瀬さんが汲み取っ検討頂き、偶然、SO!Oomoriの近くの大田区中央2丁目に「絵画教室」を開いておられた「ワークショップノコノコ」さんを探して頂き、ノコノコさんのご了解の元に掲載が可能となった素晴らしい絵画作品です。

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「単職」から「多職」の時代とは?

10月中旬にWebサイトが完成したSO!の新サービス「もう一つの仕事場」にとって、まさにタイムリーな表題の本が出た。10月29日発刊の、岡田斗司夫著『僕たちは 就職しなくても いいのかもしれない』(PHP新書)から引用
 
いまの僕たちは、「働く」というのは、「どこかの会社に雇われる=就職すること」と自動的に考えています。しかし、人間が働くというのは、必ずしも就職とはかぎらないのです。これまでは、「単職」の時代でした。僕たちは一つの仕事に就き、一つの企業で働いていました。しかし、これからは「いくつもの」の仕事を持つしかない「多職」の時代になります。お金がない世界とは、「お金がゼロの世界」ではありません。「お金があって当たり前」、「お金が必要に違いない」という固定観念や常識が通用しない世界です。

 

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仕事場の有効利用のご案内

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仕事場の有効利用のご案内

■「もう一つの仕事場」をグループで利用する大きなメリット(具体的な料金比較)

例えば、12人用会議室を5人で1回(2時間)利用すると税込みで6,048円の利用料金となり、これを毎週(月4回)続けると月額で24,192円になります。一方、5人全員が「もう一つの仕事場」の会員であれば、月額会費が全員で5,000円×5人=25,000円でほぼ同額です。但し会員の場合は全員ミーティング以外に、退社後個人で、打合わせ、ネッ情報収集、書類作成、或いは読書など、色々な目的でコミュニティを利用することも可能です。そう考えれば、月額5,000円の会費は高くない!という結論になります。

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生活保険としての「もう一つの仕事場」

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生活保険としての「もう一つの仕事場」

今回、我々が行った500人の方に雇用に関するアンケート調査を行った結果、

Q1.現在、あなたは雇用に対して不安を感じていますか?
 1)既に不安を感じている                         37.2%
 2)今は不安を感じないが、将来が不安である   27.4%     
と、全体では65%の方が現在又は将来の不安を感じていますが、

Q5.あなたは『もう一つの仕事場』を利用してみたいと思いますか?
1)利用したくない                 41.8%
2)その時になったら利用を検討したい     35.4%
3)自宅や職場の近くにあれば利用したい  11.4%
と言うように、現在の雇用環境に対して不安を感じている人も、目前に差し迫った状況になってから考えようと言う人々が多い。

しかし、今や世界的な経済停滞が押し寄せ、雇用市場は一層グローバル化する中で、40代~50代の差し迫った状況になればでは遅過ぎます。既に、就業者の自己防衛(備え・保険)として、せめて30代から、「わが身の就業」について真摯に考えないといけない時代状況だと認識すべきでしょう。

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「自立就業」への期待

アメリカで進行している貧富の格差拡大は、民主主義の国民が本当に望んだ結果なのだろうか?
民主主義と自由経済の必然的な成り行きなのだろうか?
それは社会の活性化や経済成長、そして生活水準の向上や、人々の幸せに本当に役立っているのだろうか?

長期米国在住の経営戦略コンサツタント/アナリストの小林由美さんは、著書「超・格差社会アメリカの真実」(2009年 文春文庫)の中でそう書いています。

我々は何の為に仕事を選び一所懸命に働くのでしょうか?それは単に、格差社会で負けない為でしょうか?
美味しい食べ物や物質的な贅沢さの為でしょうか?
そうでなく、豊かで充足した生き方をしたいからではないいのでしょうか?

日本社会も我々個人も、先行する米国の格差社会をひたすら追いかけ、成果主義や競争社会を必死で生き抜く為、新種のワーカーホリック然と働くのではなく、やはり、自分本来の働き方や生き方を見つけることが、自身の充足した生活や、豊かな社会に行き着くのではないでしょうか?

SO!は『もう一つの仕事場』を通して、「30代からのハローライフ」や「自立的就業」について一緒に考えてみたいと思っています。

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ダウンシフターズとは?

地球資源の有限性や人口減少が現実化している世界で、急速な経済成長時代に、ひたすら追い続けてきた「成果とか豊かさ」の意味は大きく変わりつつあり、「どんな仕事を選び、どう生きていくか?」という豊かさの尺度が個々人で異なる社会に向かっている気がします。

ストレスに悩まされながらも、「寄らば大樹の陰」の大企業で、仕事の成果や報酬に必死になって競争を勝ち抜くという選択肢に拘るか、本当に自分がやりたい仕事(生き方)を自立的に選択する「自立就業」を選択するか、自問して決める時代になってきました。

そんな現在、人は色々な仕事を選択しながら多様な生き方をしています。

例えば、大手小売企業を30歳で退職して、現在、池袋の6.6坪の小さなオーガニックBAR『たまにはTSUKIでも眺めましょう』を経営する高坂勝(こうさか まさる)さん44歳は、2010年出版した著書『減速して生きる ダウンシフターズ』(幻冬舎)の序文に以下のように述べています。

「減速生活者/ダウンシフターズ」と聞いてどんなイメージが浮かぶでしょうか。スピードを落とした生活なんて定年退職後に考えればいいと思うかもしれません。時 代に取り残されていくと感じる方もいるでしょう。はたまた、昨今の経済不況で収入が減った人やリストラされた人を想像することもあるでしょう。いずれにし てもマイナスイメージが浮かぶかもしれません。10年前まで勤め人として働いていた私は、29歳のときに600万円の年収を貰い、日々を頑張っていまし た。40歳の現在、一人で小さな商売を営んでいて、年収は350万円くらい、時間も有り余っています。まさに、「ダウンシフター」と呼ばれるにふさわしい減収と減速です。であるのに、それが自ら望んで選択した豊かな暮らしであるといったら、信じてもらえるでしょうか。

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『もう一つの仕事場』始動のご挨拶

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『もう一つの仕事場』始動のご挨拶

今何故、「もう一つの仕事場」なのか?

日々の生活の中、信頼できる仲間は欠かせない存在ですが、現代の情報社会でも、
そんな仲間を見つけるのは容易ではありません。

ビジネスにおいては尚更です。

世間ではビジネス人脈作りの各種交流会が多数開催されていますが、我々は
オフィス維持の手間とコストを省き、普段の仕事を通して自然な交流が深まる
ようなビジネス拠点をめざし、10年前にシェアードオフィス「SO!」を始めました。

SO!は、入居者と運営者が協力し合って、居心地の良いオフィス環境を作り出す
と言う、かなり斬新なスタイルのビジネスコミュニティに拘りながらやって来ましたが、
2014年9月始動のシングルマザー(ファザー)支援『子供たちの、もう一つの放課後』
に引き続き、今度はこのような新たな取組みを始めることにしました。

■会社員のキャリアコミュニティ『もう一つの仕事場』
 http://www.double-job.com


今、終身雇用や正規雇用が当たり前の時代が去り、安定していたはずの会社員の
雇用環境も大変厳しい冬の時代になっています。 
脱経済成長という選択肢も含め、会社員自身、今後は自分達で雇用や就業に関して、
自己防衛していかなければならない時代に入っています。

雇用や就業を企業や国に頼る姿勢から脱し、『働き方とは我が生き方!』と認識し、
従来の周囲の評価や給与の多少が働くモチベーションではなく、自分が本当に
やりたい事とは何か?自分に合った働き方(生き方)とは何か?
そんな事を30代から考えながら仕事を選んで行くという、会社員の「自立就業」が
益々重要な状況になっています。

『もう一つの仕事場』はその為の実験室であり交流の場を目指しています。
参加された皆さんが、自分本来のキャリアは何か?を考えるキッカケにして頂ければ
幸甚です。

 

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